入院

回復期リハビリテーション病棟のご案内

回復リハビリテーション病棟とは

当院の「回復期リハビリテーション病棟」は脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者様が急性期を脱し症状は安定したけれども退院するには体も周りの環境も準備の整っていない患者様に対して、退院後の生活(食事 更衣 排泄 移動 会話など…)のADL(日常生活動作)の能力向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行う為の病棟です。

回復期リハビリテーション病棟 回復期リハビリテーション病棟

対象となる疾患

  1. ①脳血管疾患・脊髄損傷発症後
  2. ②大腿骨骨折・下肢または骨盤などの骨折後
  3. ③外科手術・肺炎等の治療によって生じた廃用症候群を有している状態
  4. ④大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後
  5. ⑤股関節又は膝関節の置換術後の状態

  • ※①~③は発症2ヶ月以内、④⑤は発症1ヶ月以内に限ります。
    詳しくは地域医療連携室までご相談下さい。
病棟全体でのフォロー

対象となる患者様

現在、急性期リハビリテーションを受けており

  • リハビリテーションにより回復の可能性のある患者様
  • リハビリテーションに意欲的に取り組む意思のある患者様
  • リハビリテーション終了後在宅や施設に戻る事の出来る患者様
病棟全体でのフォロー

入院期間

  • 脳の病気の患者様 / 最長5ヶ月
  • その他の患者様 / 最長2ヶ月~3ヶ月

病棟の7つの特徴

患者様が少しでも早く日常生活へ復帰できるようにサポートを行っております。

1セラピスト担当制

患者様一人一人の退院後の生活に合わせた個別のリハビリを、土日や祝日も平日と同じように担当セラピストがおこないます。

2患者様のADL(日常生活)向上

ADL向上を目的とした離床活動を積極的におこなっており、患者様は可能な限り日中はベットから離れ、自宅での生活を想定した環境の中で過ごしていただいております。

3日常生活動作の訓練

ねまきから日常着への着替え、洗面台での洗面・歯磨き、入浴時の洗身動作、椅子に乗ってのテレビ鑑賞等、起床から就寝までの生活動作を病棟においても訓練としておこないます。

4病棟全体でのフォロー

個別のリハビリを病棟内での生活にも活かすことができるよう、病棟でも「できる動作」を生活の一部としておこなう等、看護・介護職員もリハビリの視点から積極的に関わります。

病棟全体でのフォロー

5離床目的としたデイ活動の実施

体操、塗絵、工作、テレビ・音楽鑑賞、読書などを行っています。

                    

6自主訓練の実施

自主訓練の可能な患者様に対して、訓練内容を作成し実施しています。

 

7
各職種による「回復期リハビリ病棟10項目宣言」の実施

医師、看護師、療法士、ソーシャルワーカー、管理栄養士などが、それぞれの立場
からよりよい医療を目指した指針としての「10か条宣言」を実施しています。

入院をご希望の方へ

まずかかりつけの医師や現在入院中の病院の医師・ソーシャルワーカー等にご相談ください。当院へのお問い合わせは地域医療連携室へご連絡ください。

地域医療連携室
TEL 0947-42-2323
FAX 0947-42-2324